俺のものになってよ
その声に思わず心臓がはね上がる。
「あ、おきく…」
「よお、湊〜!おはよ〜」
あたしが話しかけるよりも先に、三橋くんが青木くんへと声をかけ肩に腕を回す。
それを鬱陶しそうに払い除けると
「和哉…お前、余計なこと話してないよな?」
あたしの方をちらりと見たあとそう言った。
余計なこと…
その言葉に胸がぎゅっと締め付けられる。
「大丈夫だって〜、けどなんで藤井ちゃんにも黙ってんだよ。教えてあげてもよくね?」
「別に、藤井さんには関係ないことだし」
深いため息と共にそう言われ、胸がズキリと痛む。
関係ない…か
昨日も、そう言われたな。