俺のものになってよ
それからは、どうやって過ごしてきたのかも曖昧で。
刻一刻と時間だけがすぎて、気づけば美玖からの衝撃の告白ももはや1週間を迎えた。
そろそろ、切り出さなきゃやべえよな。
そう思うのに、どう言ったらいいのかわからない自分がいて。
“ごめん”そう一言言えば、この話はこれで終わり。でも、俺はそれでいいのか?
いまいち自分の気持ちがよくわからない。
今まで仲のいい女友達として接してきた分、それは俺にとってはかなり響いたわけで。
正直、告白されて意識しないやつなんていないと思う。その証拠に俺はココ最近ずっとこのことばかりを考えている。
一体俺はどうすれば…?
そんなことを思っても答えが出るはずでもなくて、はぁと苦悩のため息をついた時
「なぁ、やっぱお前もそう思う?」
突然隣から降り注がれた声に反射的に顔を上げた。
「何の話だよ、村井」
急に言われても分かんねぇし。
いや、まあ俺が考え事してるせいで聞いてなかったんだけど。
席が隣ということもあって、最近よく話すようになった村井。
どうやら何か話しかけていたようだが、全く聞いていなかった。
「ちゃんと聞いとけよなー、だから松岡って結構可愛くね?って話」