俺のものになってよ
「は!?お前、それは冗談だろ…?」
「冗談でこんなこと言うわけないでしょ馬鹿なの?」
いやいや、嘘だろ、美玖が俺を?
てか、一体いつから?
なんで俺?
聞きたいことは山ほどあるのに、それは一切声から出ない。
それに、俺が芽依の相談をしていた時から俺の事を好きだったとしたら相当デリカシーないよな俺。
それに、芽依のことがあったばっかりだしな…
「えっと、その、なんつーかさ…」
「別に、今すぐ返事欲しいって言ってるわけじゃないから」
「…え」
「芽依のこともあったし、別に焦らすつもりないし。だからいつでもいい」
そう言うと、食べ終わったゴミをクシャッと手で丸めて立ち上がる。
そうそうと去るその後ろ姿をただ呆然と見つめていた。