ぶっ飛び小話
「そっか。ご両親の勧めか。そうだよね、親からすれば結婚して欲しいんだよね」
ルナ様を着付けながら事情を話す
「上流階級の貴族で、お顔も整っていて…なんで私の所に話が来たのか謎です」
「アイル…普通に美人だし。私(王妃)付きの侍女って役職だし…。来ても不思議じゃないと思うよ?」
「いえいえ、私はただの中流階級の家の子です。たまたま、縁があってルナ様に仕える事が出来ただけで…」
…ん?
…あれ?
私、中流階級
お見合い相手、上流階級
「あれ?…私、お見合い拒否出来る立場じゃないんじゃ…?」
「……あ、本当だ」
ルナ様と見つめ合って数秒…
「ど、どうしましょう?!」
今、事の重大さに気が付いた
断ろうと思ってたのに、なんかちょっと無理な気がして来た