犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



なんとも素直じゃない私の言葉にも嬉しそうな浅香。


久しぶりになんなんだか。



とは思いながらも、これからたくさん浅香と話せると思うと私も気分は上がってる。



結局逸る気持ちを抑えられなくて企画書は途中までしか進まなかった。




その後、なごみやまではやっぱり浅香と一緒で、電車をおりた私たちは隣あって歩いてる。


なんとなく、期間があいたし、私も浅香のことを意識してたせいで、仕事以外の話をどう話していいのか分からない...。


ふと隣の浅香を見ると、何を考えてるのか、はたまた何も考えていないのか…


よく分からない表情をしてる。



そのまま何を話すことも無く、ガラガラとなごみやの引き戸を引いて暖簾をくぐると「おっ、今日は2人一緒か〜?」なんてゴンさんが笑顔で迎えてくれた。



< 105 / 259 >

この作品をシェア

pagetop