犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



唇にこんなにも神経があったなんて...と思うくらい私は浅香の熱を感じてる。
浅香を見つめる私の目が少し涙ぐむのが分かる。


もう、ダメだ。
きっと私の熱だって浅香に伝わってしまってる。



そう思った瞬間、浅香の目が切なく揺れた気がした。



どうしてそんな顔するの?



そんな疑問をふと頭に浮かべたけれど、さっきのあの切ない表情なんて、すっと忘れさせられるほど、熱く余裕をなくした浅香の唇が私に降ってきた。



はじめて重なったとは思えないほどお互いの唇が熱くて、もっともっと欲しくなる。


浅香も同じ気持ちで居てくれているのか、彼の右手がぐいっと私の腰に回った。



それを合図に啄むだけだった唇の間から、浅香の熱い舌が私のそれを逃がさないように強引に入ってきた。



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