犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
やっぱり悔しいけど、浅香はとんでもなくいい男なのだと色々なことで思い知らされる。
そんな気持ちにさせられることが悔しくて、ふと浅香を見上げると、私の視線に気づいた彼とぱっちりと目が合った。
熱っぽくて色っぽい彼の視線が私の胸をドキンと弾ませる。
そんな私のことを分かってなのか、ぐいっと手を引かれてさっきよりも余裕をなくしたようにスタスタと歩く浅香。
すると突然、繋いだ手を強く引かれて路地裏に2人で入り込んだ。
いつも通ってるはずなのに、こんなところがあったなんて気づかなかったなぁ。
なんて呑気に考えていると、浅香が私の顎をクイッと上にあげた。
そして「よそ見すんな。」と言うと、
色っぽく笑って誘惑するように、熱っぽい親指で私の唇を甘く妖艶に撫でた。