犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら



三宅くんからそんな言葉を聞くとは思いもしなかった私はとりあえずその言葉で心臓がドクンと跳ねた。



イケメンってあぁいった類の言葉を平然と言うことに慣れているものなのか...。
と考え込んで冷静さを取り戻す。



あれにやられる女の子はいっぱいいるんだろうな〜

と考えたところで浅香の顔が思い浮かぶ。



浅香も女子を喜ばせる能力にはかなり長けてる。今頃はさっきの女の子達を引き連れて街を探索しているのか…それとも混雑しすぎてホテルをも出られない状況なのか...。



どっちにせよ、女子たちからロックオンされてるのは事実なわけで。
こんな風に考えてても浅香は私の事なんてなんにも考えてないんだろうな〜


なんてまた悔しい気持ちが湧き上がってくる。



私はいつまで浅香とこんな関係を続けるんだろうか...。



こんな、手を伸ばすことさえも出来ない、スタートラインにも立てない関係を。




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