犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
なんか、欲求不満みたいに聞こえて悔しいけど甘いものってすごい。
だってこれだけで、蕩けるくらい幸せな気持ちになるんだから。
私がフワフワの幸せ気分に浸っていると、左からすごく視線を感じた。
ふと三宅くんを見ると、優しい柔らかい笑顔でにっこりと微笑みかけてくれた。
「それ美味い?」
そんな彼の問いかけに私が上機嫌で大きく頷くと、
「じゃ、ひとくち」
と私がパフェをすくった右手をガット掴んでそのまま三宅くん自身の口にスプーンを運んだ。
「へっ!?」
一瞬何が起こったのか分からなかったけど
理解した瞬間に恥ずかしくなってきて、きっと今の私の顔は真っ赤になっている。
その真っ赤の顔のまま三宅くんから目が離せなくて、ぽやーっと彼を見ていると、
「やべぇ。こーゆうのって結構恥ずいんだな」
と彼も顔を少し赤くしていた。
だ、だったらなんでそんなことするの!/////
なんて脳内では私の恋愛の部分がキャーキャーと騒ぎ立てている。
でも、そんな私を横目に
「これでちょっとは意識してくれる?」
と訳の分からないことを三宅くんはまだ赤みの残った顔で呟いた。