犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
「俺、守屋さんの気持ち分かってたから、ちゃんと応援しないとなって思ってた。
これは本当に。
でも、ふとした時に見せる辛そうな表情だったり、今にも消えてしまいそうな儚い表情だったり...
俺だったら、絶対こんな顔させないのにって。俺のとこに来てくれたらいっぱい笑顔で居られるようにするのにって。
でも、混乱させるんじゃないかって。
それに、振られて今まで通り一緒に飲めなくなるんじゃないかって。
そんなことばっか考えてたら言えなかった。言うつもりもなかったし。
でも、今日初めて2人で過ごしてみて、俺が知らなかった色んな表情とか、この大きく見えて実は小さい手とか、綺麗な肌とか。
誰かにとられんのかって思ったらすっげー嫌になった。
俺だけが近くで見てたいって。
こんな風に独占欲丸出しになったの初めてで...。
もう自分の気持ち、止められそうにもないし。今日、言ってしまおうってというか、伝えたいって思った。」