犬猿だったはずの同期に甘く誘惑されたら
なんて言いながら笑って、枝豆をパクパク食べる浅香はやっぱり私のイライラスイッチを絶妙に押してくる。
でも、今のは勝手に勘違いした私も悪い訳で。
とはいっても、謝る気にはなれず、私は頬をぷくっと膨らませてハイボールに手を伸ばした。
「守屋ってさ、そうやってよく不機嫌な顔するけど、そーゆう顔も結構いいよな。」
.............はい???
私の事完全にバカにしている失言に私のイライラゲージはどんどん上昇する。
神様、やっぱり私、コイツを1発殴りたい!
なんて思ってると、フハハとさらに隣から笑い声が聞こえた。
こうやってちょっとの事で私がイライラするのを楽しんでいるのね、浅香は。
もうやめだやめ!!落ち着け、守屋。
私がイライラしたら、コイツの思う壷なんだから。
と自分で自分を落ち着けて、私は何事も無かったかのように話題を続けることにした。
「メイクする理由なんて、考えたこともないわね。」