洗脳されていたことに気付いたので逃げ出してスローライフすることにします。-元魔王四天王の村娘ライフ-
ライトの消された部屋の中。

私はベッドに転がって自作の魔法具--『イヤホーン』を耳に、映像魔法具である鏡を枕に立てかけて眺めている。

頭はまだふわふわだ。
そして眠い。 
おかげでいつもなら『カメラワーク』を調整するようにして『てれび』のアップにするところが、意図せず名も知らぬ黒髪の兄ちゃんの生着替えを覗くはめになっている。

ごめん、兄ちゃん。
わざとぢゃないんだよ?

こうして覗き見でもしてないと意識が保たないのだよ、眠くて。
いつもお世話になっているというのに申し訳ない。
『ミッシー』のパンツはすぐに忘れるよ、たぶん。

兄ちゃんは『てれび』の好みが私と共通しているのだ。なので毎晩のように覗かせてもらっている。
覗き趣味ではないので、いつも『てれび』のアップだが。
昼はまた別にお世話になっているおばちゃんがいる。
そちらは毎日『はいきんぐ』なのだ。
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