洗脳されていたことに気付いたので逃げ出してスローライフすることにします。-元魔王四天王の村娘ライフ-
家が決まって住めるようになるまでにクルドと同じ宿屋に泊まることになった。
部屋は別々。
お金はクルドが出してくれた。
クルドは旅の間に狩った獣の皮や牙なんかを売ってお金にしていた。
騎士なのに剣よりも弓の方が得意みたいだ。
武器はナイフを一つと弓矢のセット、短剣を私が魔法で作ってあげた。
お肉は私たちのお腹に収まった。
塩胡椒で焼いただけとかなのに、やたらとうまかった。たぶん気分的なものが良い調味料になったのだろう。
宿屋の部屋に入ると、私はさっそく『空間収納魔法』から一つの魔法具を取り出す。
備え付けのテーブルの上に置いて、軽く魔力を流す。
すると、魔法具から若い女性の声が聞こえてきた。
「よかったんですか?」
不動産屋のカウンターには受付嬢らしい女性がいた。最初、その女性に条件を伝えて、案内はオヤジだった。
この声は受付嬢のものだ。
「何がだ?」
ちょっぴり不機嫌そうなオヤジの声。
うん。ばっちり盗聴できてます。
ぐふふ。
私がオヤジの襟に仕込んでおいたのは『盗聴』の魔法具だ。
半径2メルほどと範囲は狭いけれど、範囲内の声はしっかり拾ってくれる。
テーブルに置いたのは対の魔法具。
『すぴーかー』である。
部屋は別々。
お金はクルドが出してくれた。
クルドは旅の間に狩った獣の皮や牙なんかを売ってお金にしていた。
騎士なのに剣よりも弓の方が得意みたいだ。
武器はナイフを一つと弓矢のセット、短剣を私が魔法で作ってあげた。
お肉は私たちのお腹に収まった。
塩胡椒で焼いただけとかなのに、やたらとうまかった。たぶん気分的なものが良い調味料になったのだろう。
宿屋の部屋に入ると、私はさっそく『空間収納魔法』から一つの魔法具を取り出す。
備え付けのテーブルの上に置いて、軽く魔力を流す。
すると、魔法具から若い女性の声が聞こえてきた。
「よかったんですか?」
不動産屋のカウンターには受付嬢らしい女性がいた。最初、その女性に条件を伝えて、案内はオヤジだった。
この声は受付嬢のものだ。
「何がだ?」
ちょっぴり不機嫌そうなオヤジの声。
うん。ばっちり盗聴できてます。
ぐふふ。
私がオヤジの襟に仕込んでおいたのは『盗聴』の魔法具だ。
半径2メルほどと範囲は狭いけれど、範囲内の声はしっかり拾ってくれる。
テーブルに置いたのは対の魔法具。
『すぴーかー』である。