洗脳されていたことに気付いたので逃げ出してスローライフすることにします。-元魔王四天王の村娘ライフ-
ライルはコツコツと部屋を歩きながら、残された魔力の残滓を探る。
そのついでに部屋の中を確認していく。
きれいにベッドメイクされた寝台になにやらよくわからない奇妙な人形や置物が所狭しと置かれた飾り棚、窓際に飾られた花のない花瓶。
「すみません花瓶の中身は枯れてしまうので処分しました」
ライルの視線を追ったメイドの少女が言い訳するように言う。
「あと、ユナ様がベッドの下に入れていた魔法具や人間の国の硬貨がなくなっていました。それと」
と、少女は箪笥の引き出しから一枚の紙を取り出した。
「これがあちらのテーブルに」
差し示されたのは窓のそばに置かれた小さなテーブル。
『しばらく旅に出ます。探さないで下さい』
その阿呆な文面に、ライルは唸り声を上げて片手で顔を覆った。
阿呆過ぎる。
探さないで下さいとか、逆に怪しすぎるだろ。
そのついでに部屋の中を確認していく。
きれいにベッドメイクされた寝台になにやらよくわからない奇妙な人形や置物が所狭しと置かれた飾り棚、窓際に飾られた花のない花瓶。
「すみません花瓶の中身は枯れてしまうので処分しました」
ライルの視線を追ったメイドの少女が言い訳するように言う。
「あと、ユナ様がベッドの下に入れていた魔法具や人間の国の硬貨がなくなっていました。それと」
と、少女は箪笥の引き出しから一枚の紙を取り出した。
「これがあちらのテーブルに」
差し示されたのは窓のそばに置かれた小さなテーブル。
『しばらく旅に出ます。探さないで下さい』
その阿呆な文面に、ライルは唸り声を上げて片手で顔を覆った。
阿呆過ぎる。
探さないで下さいとか、逆に怪しすぎるだろ。