俺、男装少女だから。
いつの間にか、リンも隣に腰をおろして白米を頬張っている。
リンの隣に座っているカエデはやっと落ち着いたとため息を一息。



向かいに座っているコウキとトオヤも箸を手に持ちやっと朝食に手をつけた。



優雅な朝の風景に辿り着くまでどんだけ時間かかってんだよ。



時刻は、あっという間に8時過ぎ。
バイトからココに帰ってきてから2時間、凄く濃かった。



「昨日は買い物、行く気なさそうだったのにいいの?」



リンを挟んで俺を見たカエデは眉を八の字にしている。



『ん、いいよ。
どーせ行かないって言っても連れてからそ〜じゃん?』



「まぁ確かに・・・バイトから帰ってきて休めた?
疲れてるなら無理はしない方がいいと思うよ、新生活できっと少なからずストレスもあるだろうし。」



『休めた、休めた。
そんなに心配しなくてもだいじょーぶ。』



箸で器用に豆腐を掴んで、パクリと口に入れる。
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