というわけで、結婚してください!
「いや、実際、お前を見てみたら、なにかそういうキャラじゃなかったし。
 無理やり陵辱したいような感じでもなかったんだが」

 ……なんだろう。
 それでいいのですが。

 なにかこう、侮辱された感じもするのですが……。

 微妙です、と思っている鈴に、
「ま、いいから脱げ」
と尊は言ってきた。

 思わず、また扉に張り付くと、
「いや、着替えろと言ってるんだ。
 そのドレスでこれから先もズルズル歩くつもりか」
と尊は言う。

「上に俺の高校生のときの服がある。
 お前なら、袖や裾を折ったら着られるだろう。

 ウエストがちょっとデカイかもしれないが」

 はあ、と言いながら、戸惑っていると、
「なんだ。
 脱がせて欲しいのか。

 それとも、やっぱり、襲われたいのか」
と言いながら、尊が近づいてきた。
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