というわけで、結婚してください!
「なんで、ウェディングドレスで電車だ、莫迦兄貴め」
と呟くと、数志が、
「みんな、ドッキリかなにかだと思ってたようですよ。
便利な世の中ですね。
なにかやらかしても、ドッキリですよーとか言ったらいいわけですよね」
と言って笑う。
「便利な世の中すぎて、動きが全部筒抜けだろうが」
とスマホを見ながら、征は言った。
「ログハウスか」
と征が呟くと、鈴たちを追っていた男が、
「フィアット500がなくなってました。
それから、これが」
と大きな紙袋に入れてあったウェディングドレスを差し出してくる。
鈴の父親がこちらを振り向いた。
征は無表情にその美しいレースのドレスを見ていたが、やがて、それを男の手からひったくり言う。
「追え!
フィアットは目立つから乗り換えるだろう。
何処で乗り換えたか、すぐに調べ上げるんだ!」
「やっぱり追うんですか~?」
と呟くと、数志が、
「みんな、ドッキリかなにかだと思ってたようですよ。
便利な世の中ですね。
なにかやらかしても、ドッキリですよーとか言ったらいいわけですよね」
と言って笑う。
「便利な世の中すぎて、動きが全部筒抜けだろうが」
とスマホを見ながら、征は言った。
「ログハウスか」
と征が呟くと、鈴たちを追っていた男が、
「フィアット500がなくなってました。
それから、これが」
と大きな紙袋に入れてあったウェディングドレスを差し出してくる。
鈴の父親がこちらを振り向いた。
征は無表情にその美しいレースのドレスを見ていたが、やがて、それを男の手からひったくり言う。
「追え!
フィアットは目立つから乗り換えるだろう。
何処で乗り換えたか、すぐに調べ上げるんだ!」
「やっぱり追うんですか~?」