というわけで、結婚してください!
 恨みの連鎖による怨嗟だろうかと思っていたのだが、本気なのかどうかはわからないが、数志は、

「だって、俺、そんな往生際の悪い征様、見たくないですもんっ。
 もうどう見たって、フラれてるじゃないですかっ。

 自分でもわかってるから、行ってこいとか言ってるんでしょ?
 もうさっさと諦めてくださいよーっ」
と叫び出す。

 窪田が横で、
「……お前のその一言が、一番、トドメを刺してる気がするが」
と数志に向かい、呟いていた。






< 358 / 477 >

この作品をシェア

pagetop