というわけで、結婚してください!
「いや、目は覚めたが、朝からそんな話が聞きたいわけないだろう。

 もっと笑える話とかだ」

「うーん。
 笑える話じゃないんですけど。

 今朝も妙な夢を見ましたよ。
 
 なにか壮大な感じの夢でしたね~。

 砂漠の真ん中に巨大な建物があるんですけど。

 何処のトイレに行っても、幽霊が出て使えないんですよ」

「何処が壮大なんだ……」

「そしたら、カウボーイっぽい人がやってきて、

『こんなこともあろうかと、お前の兄さんが冷蔵庫に仕掛けをしておいてくれたぞ』
 って、教えてくれるんです。

 どうやら、冷蔵庫の中に、隠し階段があって、地下のトイレに行けるようなんです。

 でも、私は、
『そんなむごいことは出来ませんっ。
 中に詰まっている食料品を外に出すなんて!』

 って叫ぶんです。

 そしたら、今度は、尊さんのオフィスに移動してました」

「死ぬほど、とりとめがないな……」
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