絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
放心状態になるお母さんに、続けて上杉さんのことを伝えるか迷う。でも今伝えなかったら、もう言えない気がする。
そう思いふたりを見ると、新たに予約客が来店したようで、ウエイターの「いらしゃいませ」の声が聞こえてきた。
するとなぜかふたりの視線はそちらに釘付けになる。
ちょうど私は店舗入り口に背を向けている状態で、来客の姿を見ることができない。
どうしたんだろう、ふたりとも。もしかして知り合いが来たのかな。
そんなことを考えながら振り返った時――。
「……麻衣子?」
私を呼ぶ聞き覚えのある声にドキッとする。
顔を上げるとそこには上杉さんと、そしてなぜか磯部さんの姿があった。
――え、磯部さん……? どうして上杉さんとふたりで……?
頭の中は混乱していて声が出ない。だけどそれは上杉さん同じ。お互い見つめ合ったままなにも言えずにいると、お母さんが訊ねた。
「こんばんは。偶然ね、こんなところで……。えっと、岳人君。そちらの女性は……?」
上杉さんと磯部さんを交互に見ながら問うと、彼はハッとしすぐに答えた。
そう思いふたりを見ると、新たに予約客が来店したようで、ウエイターの「いらしゃいませ」の声が聞こえてきた。
するとなぜかふたりの視線はそちらに釘付けになる。
ちょうど私は店舗入り口に背を向けている状態で、来客の姿を見ることができない。
どうしたんだろう、ふたりとも。もしかして知り合いが来たのかな。
そんなことを考えながら振り返った時――。
「……麻衣子?」
私を呼ぶ聞き覚えのある声にドキッとする。
顔を上げるとそこには上杉さんと、そしてなぜか磯部さんの姿があった。
――え、磯部さん……? どうして上杉さんとふたりで……?
頭の中は混乱していて声が出ない。だけどそれは上杉さん同じ。お互い見つめ合ったままなにも言えずにいると、お母さんが訊ねた。
「こんばんは。偶然ね、こんなところで……。えっと、岳人君。そちらの女性は……?」
上杉さんと磯部さんを交互に見ながら問うと、彼はハッとしすぐに答えた。