絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
「すみません、ご無沙汰しております。まさかこんなところでお会いするとは思わなかったもので……。彼女は僕の秘書を務めてくれているんです。今夜は大きな案件が一段落つき、尽力してくれた彼女にお礼に食事をと思い、こちらに伺いました」
丁寧に説明する上杉さんの話を聞き、お母さんもお父さんも納得した様子。
だけど私の心はざわざわとしていて、落ち着かない。
「初めまして、磯部結花と申します。ご家族でお食事のところに申し訳ありません」
そう言うと磯部さんは上杉さんを見た。
「上杉部長、お食事はまたの機会でも結構です」
「え、いやしかし……」
「ここのところ、お仕事ばかりで婚約者の有坂さんとゆっくり過ごすお時間もなかったのでは? 私のことはお気になさらないでください」
気遣う磯部さんに、たまらずお父さんが声を上げた。
「いやいや、今夜は岳人君と約束をしていたわけじゃないんだ。それにやっと大きな案件が落ち着いたんだろう? 私たちのことは気にせず岳人君、磯部さんと食事を楽しむといい。それにいつも尽力してくれる部下を労うのも、上司の務めだから」
お父さんに言われ、上杉さんは申し訳なさそうに頭を下げた。
丁寧に説明する上杉さんの話を聞き、お母さんもお父さんも納得した様子。
だけど私の心はざわざわとしていて、落ち着かない。
「初めまして、磯部結花と申します。ご家族でお食事のところに申し訳ありません」
そう言うと磯部さんは上杉さんを見た。
「上杉部長、お食事はまたの機会でも結構です」
「え、いやしかし……」
「ここのところ、お仕事ばかりで婚約者の有坂さんとゆっくり過ごすお時間もなかったのでは? 私のことはお気になさらないでください」
気遣う磯部さんに、たまらずお父さんが声を上げた。
「いやいや、今夜は岳人君と約束をしていたわけじゃないんだ。それにやっと大きな案件が落ち着いたんだろう? 私たちのことは気にせず岳人君、磯部さんと食事を楽しむといい。それにいつも尽力してくれる部下を労うのも、上司の務めだから」
お父さんに言われ、上杉さんは申し訳なさそうに頭を下げた。