絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
「すみません、ありがとうございます。……今度またゆっくりお食事させてください」
「あぁ、ぜひ」
嘘でしょ? 同じ店内でふたりが食事をするなんて……。
上杉さんを見ると、目が合う。
「また連絡する」
やだ、行かないで。――なんて言えない。こんなのただのワガママだもの。
それにお父さんも言っていたじゃない。部下を労うのも上司の務めだって。
「……はい」
本音とは裏腹に聞き分けよく返事をする。すると上杉さんと磯部さんは、ウエイターに案内され、店内奥の席へと向かった。
正面を向き、残りの料理を口に運んでいく。
気にしたって仕方ないもの。頭の中から絵になるふたりの並んだ姿を必死に追い払う。
するとお母さんが吐息交じりに呟いた。
「磯部さんっていったかしら? 素敵な女性ね。岳人君、あんなに素敵な人と毎日一緒に仕事をしていて、好きになったりしないのかしら」
お母さんの話にドキッとなる。
「母さん、なにを言っているんだ麻衣子の前で」
すぐにお父さんが止めに入るものの、お母さんの口は止まらない。
「あぁ、ぜひ」
嘘でしょ? 同じ店内でふたりが食事をするなんて……。
上杉さんを見ると、目が合う。
「また連絡する」
やだ、行かないで。――なんて言えない。こんなのただのワガママだもの。
それにお父さんも言っていたじゃない。部下を労うのも上司の務めだって。
「……はい」
本音とは裏腹に聞き分けよく返事をする。すると上杉さんと磯部さんは、ウエイターに案内され、店内奥の席へと向かった。
正面を向き、残りの料理を口に運んでいく。
気にしたって仕方ないもの。頭の中から絵になるふたりの並んだ姿を必死に追い払う。
するとお母さんが吐息交じりに呟いた。
「磯部さんっていったかしら? 素敵な女性ね。岳人君、あんなに素敵な人と毎日一緒に仕事をしていて、好きになったりしないのかしら」
お母さんの話にドキッとなる。
「母さん、なにを言っているんだ麻衣子の前で」
すぐにお父さんが止めに入るものの、お母さんの口は止まらない。