絶対俺の嫁にするから~御曹司のイジワルな溺愛包囲網~
どうしよう、素直に思っていることを言ってもいいのだろうか。そもそもプレイボーイだということも、噂でしか聞いていない。

もしかしたら本当は違うのかもしれない。いや、でも毎回社交の場で見かけるたびに、連れている女性が違っていたし、あながち嘘ではないと思うんだけど……。

またひとりグルグルと考えていると、上杉さんはクスリと笑った。

「思っていること、ちゃんと話してよ。むしろ聞いてほしい」

上杉さん……。

そうだよね、思っていること、聞きたいことはちゃんと言わないとだめだよね。

そう自分に言い聞かせ、思い切って上杉さんに訊ねた。

「あの、どうしていつもパーティーなどに同伴している女性が違うんですか? それにその……失礼ながらプレイボーイだと噂で聞きまして……」

しどろもどろになりながらも聞くと、彼は目を皿のようにした後、顎に手を当てて考え込む。

私はただ彼が答えてくれるのを待。すると少しして上杉さんは言葉を選び選び話してくれた。
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