クラスメイトの告白。


起こさないようにそっと、彼の寝顔をのぞきこむ。


……かわいい。かわいすぎる。天使かも。


彼のことが好きすぎて、胸がぎゅーっと締めつけられる。


好き、好き、大好き。


幸せすぎて、ついニヤニヤしてしまう。


誰にも見られてないよね?


運転手さんも、運転に集中しているから、私のニヤけた顔なんか見てないよね?


ほかに乗客がいなくてよかった。


心臓の音が、伊原くんに聞こえませんように。


眠ってるから大丈夫だよね?


もう一度、彼の寝顔を見る。


……かわいい。やっぱりかわいすぎる。


ぎゅーっと抱きしめたいくらい。


だめ、おとなしくしていよう。


起こさないようにと、動かずにかたまっていたら、私もいつのまにか眠ってしまっていた。
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