クラスメイトの告白。


空が、いつのまにかうっすらとピンク色にそまっていた。


静かな波音、柔らかな光にキラキラと宝石のように輝く海。


砂浜にならんで座る私たち。


楽しい時間が過ぎるのは、どうしてこんなにも早いのだろう。


「そういえば、伊原くんの大事な話ってなに?」


数日前、学校で伊原くんは言っていた。


今日、私に大事な話があると……。


「俺……学校に行くのは文化祭の日が最後になる」
< 315 / 372 >

この作品をシェア

pagetop