[短]きみの背中に好きを
ドロドロの嫉妬
放課後、いつものメンバーと他愛もない話をして
帰ってたとき

本屋から出てきた、きみを見掛けた

もちろん一人じゃなかった

隣には小さくて可愛らしい女の子
女子校のセーラー服はこの子のためかと思う位に
よく似合っていた

あぁ、そうか

誰がどう見ても恋人

ピッタリくっついて、微笑み合って、

私の中にドス黒い得たいの知れない物が、
これ見よがしに流れ込んでくる

嫉妬だ

片想いでいい。
ただのクラスメイトでいい。

そんなの嘘っぱちだ

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