再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
なにか文句を言ってくるのかと思えば、歯を食いしばり黙ってあたしを見つめている。


あれあれあれっ。


昌磨くんの顔は真っ赤だ。


「おい、昌磨?どうした」


スマホから聞こえてくる声…どうして昌磨くんの名前を知ってるの?


「な…なんでもねーよ!」


そしてそのままスマホをソファの上に放り投げた。


「もう!あたしのだよ、投げないでよねー」


取りに行き履歴を確認すると、さっきの電話は涼真くんだったみたいだ。


よかったー…元カレじゃなかったんだ。


それにしても涼真くんがあたしになんの用?


チラリと昌磨くんを見るとまだ耳まで真っ赤になってる。


「大丈夫?」


「なにがだよっ!わぁっ、近寄るな」


面白くて側に寄ると、物凄く早い動きで仰け反っている。


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