再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
ふふふ…かわいいかも。


「昌磨く~ん、なにピザにする?」


ピタッとくっつくように寄り添うと、またバババッと逃げてしまった。


「近寄るなっ、あーうざい。なんでもいいからさっさと頼めよ!」


「一緒に決めようよ~、ねっ」


あたしにやたら反発してたけど、ただ女の子に免疫がないだけ?


「はーっ、なんでもいいから。俺、宿題やらないと」


転けそうになりながらカバンの元へ移動し、中から教科書を取り出す。


「偉いねぇー」


「バカにすんな!」


「ほめてるのに」


ふふっ、昌磨くんってかわいい!


あたしに背を向けるように座り、黙々と宿題を始めてしまった。


邪魔にならないようにあたしは自分の部屋に行くことにした。


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