再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「昌磨くんがかわいくて、つい」


「マジか。二人っきりだろ、一応こいつも男だし勘違いされるようなことはやめろよな」


「うん、そうだね。それよりどうやって入ったの?」


「鍵、開いてた。それと昌磨、約束してたって?友達が来てたぞ。まだ近くにいると思うけど」


「やっべー、忘れてた!!」


昌磨くんは大慌てで部屋を飛び出していく。


「あいつの面倒頼んでおいてなんだけど、悪かったな。まさか真凜に手ぇ出すなんて思わねーし」


「そんなっ…大丈夫だよ。中学生だもん、かわいいもんだよ」


「その割には、なにあの慌てっぷり」


クスクスと笑われ、完全にバカにされてる。


「いつからいたの?言ってよね…」


「昌磨がボヤいてるとこから。俺の味方にはならないってひどくね?俺も慰めてもらおっかなー」


なっ…。


しっかり聞いてたんだ!

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