再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
好きだったとかそうじゃないけど、突然決まった引っ越しのショックと、あっさり振られたこと。


もう少し話す時間が欲しかった。


そうしたら色々と気持ちの整理もついたのかも。


「真凛ちゃん、俺のこと好きじゃなかったよな。だから振られんのが怖くて…焦って別れ切り出して…寂しい時に追い討ちかけてごめん」


そうだったんだ…。


だからって、こうして気にしてくれるような優しい君のこと…あたしは結構好きだった。


そうだよね…モテる人だから言われて嬉しいってだけで付き合い始めたわけじゃない。


「好きだったよ…うまく表現できなくて、すれ違っちゃったけど」


「えっ…マジで⁉︎」


「うん。連絡ありがとう…これからまた新しい場所で頑張れそうだよ」


「そか…真凛ちゃんさえ良ければ、また…」


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