再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「付き合うフリなんかせずに、ちゃんと話せば?あたしだってさっき頑張ったよ」


「…そうだな。なんか、環奈には弱くて…強く言えない」


それはそうだろうね、環奈ちゃん泣いちゃいそうだもん。


「それでも…好きでもないのに引きずる方がダメじゃない?お互いのためにならないよ」


「まーな…わかった。もう一回ちゃんと話してみる」


「頑張って!今話す?聞いててあげる」


「はぁ?今はいい。そうだ、今日は真凜の歓迎パーティってことにしねぇ?」


あたしの頼んだピザで?


ふざけるのも大概にして欲しい。


「ずるーい。あたしには電話させて自分はしないんだ?」


「せっかく楽しく食ってんのにさ。もし話が長引いたらどうする?」


それはそうだけど…。


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