再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「それな…」



「答えたくないならいいけど」



別に強要はしない。



聞いたところであたしがしたことは事実だし、環奈ちゃんの傷が癒えるわけでもないから。



「親から聞いた?」



「う…ん、まあね」



お母さんからはそこまで詳しく聞いてないけど、涼真くんが覚えていることを知りたい…。



あの日、あたしと一緒にいたの?



いたとしたら…涼真くんがあたしを庇ってくれなかったのはどうして?



「俺もあんま記憶力のいい方じゃないから…ところどころしか、覚えてねーんだけど…」



「うん…話して」



「真凛は嘘をついてないってこと…」



「…え?」



「真凜はさ、気は強かったけど正義感は強かった。その真凜が環奈を閉じ込めるなんて、考えられないんだよな…」



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