再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「僕のカバンに入ってたよー」



涼真くんが黄色い縄跳びを手にしている。



「お前かーっ!」



「僕っ、知らないよ」



「間違えて入れたのにとぼけんのかよっ」



「えええっ…」



涼真くんは困惑しているけど、他の子たちは涼真くんが間違えて入れたと思っているみたい。



清くんは乱暴だけど忘れ物はしないし、物覚えもいいからそういう意味ではみんな一目置いている。


だから疑われるのは、必然と涼真くんになる。



「そういえば涼真、前に縄跳びなくしたって言ってたよな?俺のを持って帰るつもりだった?」



「えええっ…」

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