再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
気の強い清くんに、言い返せない涼真くん。



「涼真ーっ!」



「僕っ…違…けど…ふぇっ…」



言い訳すらできず、泣き始める。



涼真くんの縄跳びは赤だし、清くんのは紫だから間違えないと思うの。



それに…あの縄跳び、環奈ちゃんのロッカーの奥に入って物たのと同じ…。



清くんに文句を言っても言い返されちゃうから、涼真くんを慰めることにした。



「泣かないで?涼真くんは違うよね」



「真凜ちゃん…ありがとう」



それからも、園で同じようなことが何度か続いた。



なぜかいつも涼真くんのロッカーやカバンに無くし物が入っていて…周りは涼真くんを犯人扱いした。



先生は涼真くんのイタズラだろうって笑っていたけど、みんなが涼真くんを犯人だと思っているのが私には許せなかった。



涼真くんは、そんなことしないはず。



信じないのに、普通に遊ぶ無神経さにもムカついた。



だから、もう誰とも遊ばせないって決めたの。







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