再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
別れるちょっと前、友達何人かでテーマパークに行った時に一緒に写したやつ。


ふたりとも、微妙な距離感で立っている。


「へー」


まじまじと見つめている。


「もっ、もういいでしょ。こういう感じの人が好きなの」


…って、何言ってるんだか。


「なんで別れた?優しそうな彼氏じゃん」


「それは…」


お互いそれほど好きじゃなかったから、引っ越しのタイミングでってバラしてどーするの!


「ふっ…フラれたの!そう、引っ越すってわかったらそれはもうアッサリ…」


「へぇ。真凜がフったんじゃないのか」


「どうしてあたしが?」


「俺なら真凜をフったりしないな。遠距離でもいい」


じーん…。


涼真くん、そんなこと思ってくれたの?


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