再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
誰ですか?


確かにあたしを見て、そう言っている。


好きって…。


その男の子は涼真くんの隣に座ると、いきなり話しかけてきた。


「俺のこと覚えてる?」


え…。


「お前さー、唐突なんだよ。引いてんじゃん」


涼真くんはそう言いつつも、必死で笑いを堪えている。


この状況を楽しんでるようにしか見えない。


「ごめんね…全然わからない」


涼真くんの友達っぽいし、昔の知り合いなの?


ほんっとに誰だかわからない。


「烈(レツ)っつーんだけど…」


名前を聞いたところで思い出しようがない。


「それが、小さい頃のこと…ほとんど記憶ないんだよね。仲良くしてたのかな」


「仲良くっつーか、真凜の下僕?烈にいつも命令してた」


涼真くんがとんでもないことを教えてくれたおかげで、またあたしの恥ずかしい過去が発覚。


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