再会したイケメン幼なじみは、私を捕らえて離さない。
「まぁ、環奈が言うには真凜ちゃんが鬼が来るまでここにいなきゃダメだって言ったって。日が暮れて帰ろうとしたら鍵がかかって出れなくなってて…」


「鍵まで…あたしが環奈ちゃんを閉じ込めたんだ?」


「みたいだな…涼真と仲がいいのもあって、普段から真凜ちゃんは環奈とは遊びたがらなかったしな」


「見つかった後、あたしはなんて言ってた?」


「心配するどころか環奈なんか大っ嫌い!ってすっげぇ顔で怒ってたな。環奈は泣いてばっかだった」


そうなんだ…いくら嫌いでも、そんなひどいことするなんてダメだよね。


「なんであたし…覚えてないんだろ」


「嫌なことは忘れたいもんな。俺もすぐ忘れる!」


「それにしても…なんとか環奈ちゃんと仲直りできないかな」


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