Lonely Heart
顔の傷も段々と消えてきて、いよいよ明日はGW。
今日はみんなバイトで、学校が終わった私はめぐの家に居た。
「そんなん絶対瑠奈に気があるって〜!!」
GWミヤモに誘われた事をめぐに話すとケラケラ笑ってそんなことを言う。
「いやいや〜、それだけわほんっっまにない!!」
「とかゆって嬉しいくせに(笑)」
「なっ!!!あほか!!!」
「図星〜(笑)」
思わず動揺してしまい、手に持っていた携帯を落としてしまった。
それをみて、まためぐがからかう.......
頬を膨らませて怒る私。
「まぁでも、瑠奈の元気が戻ってよかった」
笑いすぎで目に溜まった涙を拭いながらめぐがニコッと笑う。
「みんなのおかげやで......本間に。」
感謝してもしきれない程、いつも助けられている。
「あっ!!!!」
急に大きな声を出すめぐにビクッと体が揺れた。
「なに!!?」
自信満々に何かをひらめいたって顔をする彼女。
「明日のデートのための服買いにいこ!」