そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
「ねぇ、友梨ってば!」
香織が私の顔をのぞき込んで私の名前を呼んでいた。
「あ、ごめん」
「松原マネージャーに会場の打ち合わせって言っちゃってるから、とりあえずその話もしておこう」
思わず、マイペースな香織に笑ってしまう。
「ほんと香織は自分勝手なんだから。じゃ、一旦デスクに戻って資料取ってくる」
私はそう言うと、少しすっきりした顔の香織を部屋に残して一人デスクに戻った。
柳本さんからもらった資料を抱えると、ポロッと下に名刺が落ちる。
慌てて床に落ちた柳本さんの名刺を拾い、資料の間に挟んだ。
今はどこの誰かもわからない人に恋しちゃった香織だけど、柳本さんも相当なイケメンだったからまた彼に一目惚れしちゃったりして。
私はくすっと笑うと、急ぎ足で香織の待つ部屋へ向かった。
********
その日の夕方、5歳上の兄・俊輔から久しぶりに電話がかかる。
兄も私と同じく上京し、今は都内の大手食品メーカーに勤めていて、たまにお互いの近況報告会を兼ねて会っていた。
以前会ったのは半年前くらいだろうか。
もう随分長いこと兄の顔を見ていないような気がする。
『元気か?今晩食事でもどうだ?』
「仕事は早く終われるの?」
『今日は出先から直帰するから18時にはフリーになる』
「そうね、私もそれくらいには出れるかな」
営業職の兄はいつも忙しく、18時に上がれるのは珍しいことだった。
それじゃぁ、ということで、18時半にいつも二人で行く駅近のカフェレストランで待ち合わせることにする。
香織が私の顔をのぞき込んで私の名前を呼んでいた。
「あ、ごめん」
「松原マネージャーに会場の打ち合わせって言っちゃってるから、とりあえずその話もしておこう」
思わず、マイペースな香織に笑ってしまう。
「ほんと香織は自分勝手なんだから。じゃ、一旦デスクに戻って資料取ってくる」
私はそう言うと、少しすっきりした顔の香織を部屋に残して一人デスクに戻った。
柳本さんからもらった資料を抱えると、ポロッと下に名刺が落ちる。
慌てて床に落ちた柳本さんの名刺を拾い、資料の間に挟んだ。
今はどこの誰かもわからない人に恋しちゃった香織だけど、柳本さんも相当なイケメンだったからまた彼に一目惚れしちゃったりして。
私はくすっと笑うと、急ぎ足で香織の待つ部屋へ向かった。
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その日の夕方、5歳上の兄・俊輔から久しぶりに電話がかかる。
兄も私と同じく上京し、今は都内の大手食品メーカーに勤めていて、たまにお互いの近況報告会を兼ねて会っていた。
以前会ったのは半年前くらいだろうか。
もう随分長いこと兄の顔を見ていないような気がする。
『元気か?今晩食事でもどうだ?』
「仕事は早く終われるの?」
『今日は出先から直帰するから18時にはフリーになる』
「そうね、私もそれくらいには出れるかな」
営業職の兄はいつも忙しく、18時に上がれるのは珍しいことだった。
それじゃぁ、ということで、18時半にいつも二人で行く駅近のカフェレストランで待ち合わせることにする。