そばにいさせて~クールなあなたとのセカンドストーリー⭐番外編追加⭐
ビールを半分ほど飲み干した兄は、私に視線を向けた。
「最近、実家には帰ってないのか?」
「そうね。仕事が忙しくって、ここ3ヶ月ほど帰れてないわ。お兄ちゃんは?」
「俺は先週末だったかな、久しぶりに帰って来たよ」
「みんな元気にしてた?」
「ああ、じいちゃんは随分年取ったけど、まだ厨房に立って意気揚々と天ぷら揚げてたよ」
「はは、目に浮かぶわ」
5年前の火事で消失してしまった店も、たくさんの常連客さんの声と寄付金に背中を押されて再建し、また『鮮魚いわくら』の看板を上げて一年が経過しようとしていた。
「お母さんも元気?」
「そうだな、少し腰を悪くしたばあちゃんの代わりに張り切ってる。ランチのメニューは任されてるみたいで、母さんの考案した海鮮丼が地元の新聞で紹介されたって喜んでたよ」
私は笑いながら頷き、水を一口飲んだ。
しばらく帰ってない田舎のことを思う。
たまには顔見せなさいよって母に言われてたこともすっかり忘れていた。
「この一ヶ月は忙しいから、仕事が一段落したら帰るわ」
「へー、お前も仕事が一段落したら、なんてすっかりキャリアウーマンみたいなこと言うんだな。今どんな仕事やってるんだ?」
私は、今度『ハピーオフィス』で新作化粧品の発表会をすると兄に伝えた。
「ハピーオフィスって、あの東條物産の御曹司がGMで今伸び率トップのシェアオフィスじゃないの?」
「お兄ちゃんも知ってるんだ」
まぁ、営業職やってたらビジネス系の情報は大抵耳に入れてるんだろうけど。
「最近、実家には帰ってないのか?」
「そうね。仕事が忙しくって、ここ3ヶ月ほど帰れてないわ。お兄ちゃんは?」
「俺は先週末だったかな、久しぶりに帰って来たよ」
「みんな元気にしてた?」
「ああ、じいちゃんは随分年取ったけど、まだ厨房に立って意気揚々と天ぷら揚げてたよ」
「はは、目に浮かぶわ」
5年前の火事で消失してしまった店も、たくさんの常連客さんの声と寄付金に背中を押されて再建し、また『鮮魚いわくら』の看板を上げて一年が経過しようとしていた。
「お母さんも元気?」
「そうだな、少し腰を悪くしたばあちゃんの代わりに張り切ってる。ランチのメニューは任されてるみたいで、母さんの考案した海鮮丼が地元の新聞で紹介されたって喜んでたよ」
私は笑いながら頷き、水を一口飲んだ。
しばらく帰ってない田舎のことを思う。
たまには顔見せなさいよって母に言われてたこともすっかり忘れていた。
「この一ヶ月は忙しいから、仕事が一段落したら帰るわ」
「へー、お前も仕事が一段落したら、なんてすっかりキャリアウーマンみたいなこと言うんだな。今どんな仕事やってるんだ?」
私は、今度『ハピーオフィス』で新作化粧品の発表会をすると兄に伝えた。
「ハピーオフィスって、あの東條物産の御曹司がGMで今伸び率トップのシェアオフィスじゃないの?」
「お兄ちゃんも知ってるんだ」
まぁ、営業職やってたらビジネス系の情報は大抵耳に入れてるんだろうけど。