最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
「お前、こんなところで油売ってんなよ」
彼がいつものように冷やかすように注意するので、反論した。
「資料探しに来ただけ。サボりじゃないよ。田辺君は何の資料探しに来たの?」
「予算関係。蓮見部長に昔のも見とけって言われてて」
そう説明する顔は少し仏頂面。
慧に何かキツイことでも言われたかな。仕事では容赦ない人だもん。
「そう。予算ならこっちだよ」
右側の棚を指差し、自分はオフィスに戻ろうとしたら、田辺君が迫って来て壁際に追い込まれた。
「ち、ちょっと、急にどうしたの?」
間合いを詰められ逃げ場を失った私。
かなり気が動転して声が上ずる。
「なあ、お前って蓮見部長と付き合ってるの?」
田辺君が身を屈めて私と目を合わせる。
その眼差しは真剣で、ゴクッと息を呑んだ。
う……そ。気づかれてる。
彼がいつものように冷やかすように注意するので、反論した。
「資料探しに来ただけ。サボりじゃないよ。田辺君は何の資料探しに来たの?」
「予算関係。蓮見部長に昔のも見とけって言われてて」
そう説明する顔は少し仏頂面。
慧に何かキツイことでも言われたかな。仕事では容赦ない人だもん。
「そう。予算ならこっちだよ」
右側の棚を指差し、自分はオフィスに戻ろうとしたら、田辺君が迫って来て壁際に追い込まれた。
「ち、ちょっと、急にどうしたの?」
間合いを詰められ逃げ場を失った私。
かなり気が動転して声が上ずる。
「なあ、お前って蓮見部長と付き合ってるの?」
田辺君が身を屈めて私と目を合わせる。
その眼差しは真剣で、ゴクッと息を呑んだ。
う……そ。気づかれてる。