最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
頼もしい味方が出来たような気がした。
「うん」
笑って返事をすると、精力的に仕事をこなした。
慧が不在で私の仕事が減るかと思ったけど、役員クラスの会議のアレンジや資料作成であっと言う間にお昼の時間になる。
「東雲さん、今日社食行きます?」
水沢さんが誘って来たが今日は断った。
「ごめん。今日はちょっとドラッグストア寄りたくて」
席を立ってバッグを手にすると、小走りで会社を出て近くの店に向かう。
最近、急に慧の家に行くことが増えて、会社帰りに買い物に行けない。
店でシャンプーやハンドソープなどの日用品雑貨を買って店を出ると、偶然藤井さんに出くわした。
あっ……藤井さんだ。
「あら……東雲さんだったかしら?」
お互い同時に気づいたが、先に声をかけてきたのは彼女だった。
「はい。こんにちは。沖縄ではありがとうございました」
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