最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
「そういうわけで、香澄のお父さんの容態が落ち着いたら、うちの両親に紹介するから。でないと、またうちの親、縁談とか勝手に設定しそうだからな」
突然の話に驚き、目を丸くする私。
「え?両親に紹介って……」
親に紹介するって言うことは、普通は結婚前提ってことだよね?
戸惑いながらもっと説明を求めると、慧は私の目を愛おしげに見つめた。
「北海道に出張に行く前から考えてはいたんだ。俺も香澄もそろそろ結婚を考えていい年だし、俺は香澄とならずっと一緒にいたい。そんな風に思えるのは香澄だけだよ」
彼の言葉が私の胸をジーンと熱くする。
そう言えば、出張前に彼が何か言いかけていたような……。
結婚なんて私は望んじゃいけないって思ってた。
私も普通の女の子のような夢を見ていいのだろうか?
「私が結婚相手で後悔しない?」
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