最愛~一夜の過ちから御曹司の溺愛が始まりました~
インコのように彼の言った言葉を繰り返す私。
イースターエッグみたいな感じなのかな?
「寝室に宝物を隠してあるんだ。五分あげよう。探しておいで」
彼の指示を聞いて思わず言い返した。
「え〜、五分は短いよ」
「香澄ならきっと見つけられるよ」
自信たっぷりに慧は言う。
たった五分じゃ"無理だ"と思いつつも、ひとり寝室に宝物を探しに行った。
「そう言えば、何を隠したのか聞けば良かった」
独り言を言いながら、ベッドの下やシーツの下を探す。
カーテンもどかしてみたが、宝物らしきものはなかった。
「うーん、どこだろう?」
悩みながら部屋全体を見回せば、棚の上に置いてあるくまのぬいぐるみが二体目に映る。
それは慧からもらったものだ。
でも、よくよく見てみると、男の子のくまの手に小さな緑の箱が乗っている。
「あっ、あれだ!」
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