あの日の約束
だから私は仲良くなることを諦めて玲於に紹介するのを断るようにした。

まぁ断った事で悪口言われたり、友達は出来なかったりするからどっちみち大変なんだけどね…


でもこんな風におまけみたいな感じで仲良くなろって言われて怒らないほど私は優しい性格の持ち主ではない


それにそんな人に玲於を紹介なんてしたくないし、仲良くして欲しくないんだよね。

私って我儘なのかな?


「ちょっと、聞いてる?」

真麻「あっうん。聞いてるよ。

でも、ごめんね…玲於は紹介とか嫌がるんだ。

だから自分でやってくれるかな?」

「はぁ!?何それ!紹介くらいしてくれてもいいじゃん!2人は幼なじみなんでしょ?」


真麻「だから…玲於が嫌がるんだって。

玲於が嫌がる事を私はしたくないからさ。

自分でしてくれないかな?」



そう言っただけでクラスの子は怖い顔をして私の元から離れていく…

まぁもう慣れたけどね笑

それに玲於と常にいるから友人関係には困ってない

なんて言うか…玲於がいれば私は無敵なんだ


玲於の方を見ると玲於も男子達に囲まれていた
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