またきっと君を好きになる。


俺も少し焦ってたんだと思う。

ともが眠りについてもう3週間近く経つから。


毎日ぶつけようのない不安が胸の中に広がるんだ。

病室のベッドで穏やかな顔で眠るともを見ていると、涙が溢れて止まらなくなる。


起きてよ、とも。



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