別れても好きなひと
「一緒に病院に行ってくれる?」

「もちろん。当たり前だろ。」


私は大悟の力を借りて一歩踏み出すことにした。


紹介された心療内科でカウンセリングを受ける間は大悟は待合室で待っていてくれた。
カウンセリングが終わると「おかえり」と迎えてくれるのが私の心が逃げようとするのを止めた。
カウンセリングでは徐々に核心に触れる内容に変わっていき私はカウンセリングの最中に不安定になったりパニックを起こすこともあった。
途中でカウンセリングを終えてぐったり待合室へ戻る日は大悟は病院からの帰りに私の部屋に寄り食事の支度までしてくれることもあった。
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