一途彼女×S系彼氏
「…だから消毒。」


そう言って綺麗で細い指を
俺の手に絡めてきた。


あー、限界かも。


「…莉子ちゃんさ、
さっき俺に妬いたって言ったよね?」


「え…?う、うん…。」


「俺もめちゃくちゃ妬いたんだよね。
そんな可愛い恰好で
男と楽しそうに写真撮って?
…だから責任とってね?」


ニヤッと口角をあげると
一歩後ずさりをした莉子。


「…俺も消毒してあげる。」


「ちょ…っ!待っ…!」


うるさい口は塞いでおく。


「ん…!は、や…」
「キスしづらいから黙って。」


角度を変えて何度も莉子の唇を奪った。



そして大人しくなった頃


「消毒開始。」


意図的ではなくても
触れたであろう箇所にキスを落とす。
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