【バレンタイン短編】同期から贈られたおまじないは、キス。
そっと包むように腕が回されている。
「史穂」
「や、柳田く……」
「緊張してる史穂、見てらんないんだよ」
「だから……い、いつもの、ことだし……」
「だからどうにかしてやりたいんだよ。なあ史穂」
さっきまで触れる程度だった腕にぎゅっと力がこもった。きつく抱きしめられる。
どきどき、どきどき……。自分の鼓動がはっきりと聞こえる。どきどきし過ぎて胸が痛い。
どうして。
どうしてこんなことするの?
さっき由佳が言ってたのって、柳田くんは私のことを?
だめ。頭の中までどきどきして、何も考えられなくて。この腕を解かなくちゃと思うのに手も動かなくて。
「大丈夫だから。プレゼンは俺もついてるから。安心して」
「そ、そんなこと、言われても」
「これ、おまじないだから。史穂が緊張しないための」
更にぎゅっと抱きしめられた。
「俺が守るから。不安になるなよ」
「史穂」
「や、柳田く……」
「緊張してる史穂、見てらんないんだよ」
「だから……い、いつもの、ことだし……」
「だからどうにかしてやりたいんだよ。なあ史穂」
さっきまで触れる程度だった腕にぎゅっと力がこもった。きつく抱きしめられる。
どきどき、どきどき……。自分の鼓動がはっきりと聞こえる。どきどきし過ぎて胸が痛い。
どうして。
どうしてこんなことするの?
さっき由佳が言ってたのって、柳田くんは私のことを?
だめ。頭の中までどきどきして、何も考えられなくて。この腕を解かなくちゃと思うのに手も動かなくて。
「大丈夫だから。プレゼンは俺もついてるから。安心して」
「そ、そんなこと、言われても」
「これ、おまじないだから。史穂が緊張しないための」
更にぎゅっと抱きしめられた。
「俺が守るから。不安になるなよ」