平凡女子ですが、トリップしたら異世界を救うことになりました
「まったく、私はまだザイダを信用していないよ。エルマ、しっかり監視しなさい。サクラが心配でならないよ」
カリスタの表情が硬かったのは、ザイダが桜子の女官になったからだ。
まだ桜子に身の危険があるのではないかと心配である。しかし、ディオンからそう指示を受けたからには反対は出来ない。いや、猛反対をしたのだが。
反対に、エルマはザイダを救った桜子を見直していた。毒を飲ませられ苦しい思いをしたはずなのだが、それでもザイダを憎まない優しい桜子は殿下が好きになるのも無理はないと。
ザイダは即座に膝をつき、床にぶつける勢いで頭を下げる。
「私はもう二度と、サクラさまを傷つけたりいたしません! 自分の命にかけて誓います!」
必死な声に、桜子はにっこり笑う。
「ザイダ、よろしくね。私に女官は必要ないけれど、話し相手になってもらえたらと思うの」
そう挨拶をしつつも、ディオンの優しさや、彼が自分のことをいかに考えてくれていたかがわかり、すぐ会いに行きたくて仕方がない。
「はい! 心を込めて尽くさせていただきます」
ザイダはもう一度、床に頭をつけて感謝の意を表した。
「わ、私、ちょっと出てきます!」
三人に断り、桜子は扉に向かう。
カリスタの表情が硬かったのは、ザイダが桜子の女官になったからだ。
まだ桜子に身の危険があるのではないかと心配である。しかし、ディオンからそう指示を受けたからには反対は出来ない。いや、猛反対をしたのだが。
反対に、エルマはザイダを救った桜子を見直していた。毒を飲ませられ苦しい思いをしたはずなのだが、それでもザイダを憎まない優しい桜子は殿下が好きになるのも無理はないと。
ザイダは即座に膝をつき、床にぶつける勢いで頭を下げる。
「私はもう二度と、サクラさまを傷つけたりいたしません! 自分の命にかけて誓います!」
必死な声に、桜子はにっこり笑う。
「ザイダ、よろしくね。私に女官は必要ないけれど、話し相手になってもらえたらと思うの」
そう挨拶をしつつも、ディオンの優しさや、彼が自分のことをいかに考えてくれていたかがわかり、すぐ会いに行きたくて仕方がない。
「はい! 心を込めて尽くさせていただきます」
ザイダはもう一度、床に頭をつけて感謝の意を表した。
「わ、私、ちょっと出てきます!」
三人に断り、桜子は扉に向かう。